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国立大学O大学 研究センター教授 様より

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英文契約書の英語 基礎知識  「or」

◆(1)andでは、包摂関係について説明しましたが、接続詞"or"は、"A or B"や、"A, B or C"を「AまたはB」「A, Bまたは C」と選択的関係で把握し、「または」と訳します。

◆英語の例文・書き方

If, upon receipt of any such notice of a purchase forecast or a material change thereof, ABC considers in its reasonable judg ment that there may be difficulties in supplying the estimated purchase quantity or quantities on account of ABC's production capacity or in view of orders for the Products placed by other customers of ABC,then such quantity or quantities shall be adjusted by mutual consultation and agreement between ABC and XYZ.

◆ [日本語例文・読み方]

購入予測またはその重大な変更に関する通知を受領後、ABCがその合理的な判断により、ABCの生産能力またはABCの他の顧客からの本製品注文か らして、購人見積り数量の供給が困難になる可能性があると思料する場合、 ABCとXYZは、当該数量について協議し、合意により調整を行う。

(2)andのときもそうでしたが、単純な選択関係のときには理解に困ることはありません。

ですが、小さいグループがあって、もう一つのグループと選択関係に置く場合には少し複雑になります。

それは、小さいグループをまずは、「もしくは」とし、そのグループともう一つのグループの選択関係を「または」とします。

つまり、"A or B"を「もしくは」とし、 ",or C"を「または」と訳します。

ですので、少しまとめますと、andでは、小さい包摂関係には「およ び」が使われ、大きい包摂関係には「ならびに」が使われます。

それに対して、orでは、小さい包摂関係には「もしくは」が使われ、大きい包摂関係には「または」が使われます。

コンマの使い方については、andのページをご覧ください。

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  • ◆英語の例文・書き方

    On the 15th of each month or,if that day falls on a Sunday, holiday or any other day which is not a business day, on the next following business day, XYZ shall place a written order with ABC for the Products to be purchased and delivered during the next following month.

    ◆日本語例文・読み方

    毎月15日またはその日が日曜日、休日もしくは営業日以外の日にあたる場合、その直後の営業日に、XYZは、翌月に購入し、引き渡されるべき本製品 の注文書をABCに交付する。

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