当事務所では、英文契約書の品質を契約上の取引目的が確実に達成され、契約から生じるリスクを適切に分配することにより紛争を予防し、紛争発生時の損害・損失を適切に回復することができるレベルを最低限と考えております。
当事務所では、英文契約書の品質を契約上の取引目的が確実に達成され、契約から生じるリスクを適切に分配することにより紛争を予防し、紛争発生時の損害・損失を適切に回復することができるレベルを最低限と考えております。
英文契約書で慣用的に使用される語句を統一的に使用し、その英文契約書を誰が読んでも一義的に理解できることが最低限必要となります。
このように、特に英文契約書独特の語や、英米法とその判例を適切に使って作成・翻訳することが、読み手の変更による異なった解釈を防ぐことになります。
もし、その英文契約書を誰が読んでも一義的に理解できない場合、相手方や裁判官が異なった解釈をしてしまう可能性が生じます。
そうすると、事前に相手方と合意した内容とは違う内容で判決が出てしまい、全く予期せぬ損害が生じたり、取引自体が予期せぬ形で終了してしまう可能性もあります。
英文契約書は法的拘束力のある合意を記した文書となりますので、そこで使用される法律用語は適切に使われなければなりません。
ですが、この法律用語には同じような内容の言葉や微妙に内容の異なる言葉が存在し、その言い回し等はネイティブですら難しいものであります。
また、IT業界、製造業や輸出業等、それぞれの業種によって使用される専門用語も異なります。
この専門用語についても、業界で使用される語句を統一的に使用しなければ、解釈の相違を招く恐れが生じてしまいます。
そこで、英文契約書の作成・翻訳等については、独自に使用される語句の適切な理解と、様々な業種の専門用語についての理解の双方が必要となります。
そんな法律用語ですが、当事務所では可能な限り法務省の認定語訳に準拠するようにし、適切な法律用語の使用に努めております。
これにより、取引の相手方の英語力の差に関わらず取引を確実に履行させ、また、紛争が生じたときには裁判官に確実に契約内容を伝えることが可能となります。