英文契約書における支払金額や、商品の数量等の数字の表記は間違いの内容にしなければいけません。
桁を間違うと大変なことになってしまいます。
また、数字の改ざんにも気を付けなければなりません。
そこで、英文契約書では、重要な数字については、出来る限りアラビア数字とアルファベットの両方を併記するように心がける方が無難です。
一般的には、数字は記載ミスが起こりやすいと考えられ、文字は間違えが起こりにくいといえますので、文字の方が優先されることが多いと思われます。
日本や、アメリカの法律でも、文字を優先する法律が散見されます(手形法第6条、U.C.Cの3-114)。
以上、という語句には、提示されている数字が含まれます。
lO万円以上:one hundred thousand (100,000) yen or more/over/above
「以下」という語句にも提示された数が含まれます。
lO万円以下: one hundred thousand (100,000) yen or less/below
= not more than one hundred thousand (100,000) yen
「超える」という語句の意味は、提示された数を含みません。
60日を超える more than sixty (60) days
「未満」という語句の意味は、提示された数を含みません。
20 歳未満:less than twenty 20 years old