英文契約書の訴訟費用の条項(Litigation Costs)をわかりやすく解説します

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訴訟費用の条項が問題になる場合

欧米、特にアメリカでは弁護士費用が高額で、時間制で雇う契約を結ぶと、とんでもない額を請求されたという話も珍しい話ではありません。

そこで、あらかじめ英文契約書の条項で弁護士費用等の訴訟費用の負担をどちらが負うかを規定しておこうというのが、本条項です。

訴訟費用の条項の定め方

弁護士費用については、高額になり過ぎるのを防ぐために、"reasonable attorneys’fees"として、合理的な範囲制限するのも一つの手となります。

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  • ◆英語の例文・書き方

    In the eventthat a litigation between the parties with regard to this Agreement is brought before court,the prevailing party is entitled to recover costs of the litigation and its attorneys'fees and costs from the non- prevailing party.

    ◆日本語例文・読み方

    本契約に関し、両当事者間で裁判所に訴訟が提起された場合には勝 訴当事者は、敗訴当事者より訴訟費用および弁護士費用を請求する権利を有する。

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