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国立大学O大学 研究センター教授 様より
この度はリーガチェックありがとうございます。 大変参考になるコメントでした。 ありがとうございます。
英文契約書ページと総合ページのSEO対策
前回で、孫子の言葉を上げましたが、これは、当事務所が英文契約書の作成とともに、主要業務としている「経営戦略構築」上の概念からも同じことが言えるのです。
ざっと「経営戦略」をまとめてみますと、大枠の判断基底としましては、「内的要因(自社商品等)」と「外的要因(市場)」を分析手法の3Cや、SWATで分析し、類推から仮説を立てて検証していきます。
戦略構築自体は、①全社戦略②事業戦略③機能別戦略、があるのですが、②の事業戦略では、「外的要因」として、市場のうちのコンペティターつまり競合先を5Fという分析手法によって分析していきます。
この5Fは簡単に言いますと、例えば、「市場」が「英文契約書の作成」であれば、同じ市場の競合先や、競合先になり得る企業(新規参入企業、流通経路にある企業(英文契約書の翻訳会社等))、はたまた、一見「英文契約書」とは無縁な他市場(例えば、電子英訳辞書の販売会社等)の5つの要因を徹底的に分析する手法です。
ここから言いますと、「経営戦略の構築」と、孫子の兵法の、「敵(外的要因)を知り、己(内的要因)を知らば、百戦危うからず」というのは、共通の視点に立っていることが分かりますね。
順番的には孫子の方が早く思いついているので、西洋的手法である経営戦略の概念は、実はアジアである中国から用いられていたのです。
と、SEOから遠く離れてしまいましたが、SEOにも通用する判断手法は、まさに、どのような問題にも応用可能なのだな~と改めて感心したしだいです。