新規事業を進めるべきかどうか――その迷いを、体系的なリーガルリスクマネジメントで「明確な判断」に変えます。
経営者の皆様、新規事業を前に「本当に進めてよいのか」と迷われたことはありませんか。
顧問に相談しても、返ってくるのは「法的には、、」という限定的なコメントだけ。 それだけでは、経営判断に必要な情報が十分とはいえず、最終的な結論を出しきれないケースが少なくありません。
このギャップは、リーガルリスクマネジメントが“経営プロセス”として設計されていないことに起因します。
本来のリーガルリスクマネジメントは、単なる法務の確認作業ではありません。 事業に内在するリスクを洗い出し、その性質と影響度を評価し、必要な対策を講じたうえで、 経営判断につなげるための一連の意思決定プロセスです。
このプロセスが整うことで、新規事業は「不安だから止める」のではなく、 「リスクを理解し、コントロールしたうえで前に進める」という攻めの選択が可能になります。
リーガルリスクマネジメントには、米国やEUをはじめ各国でさまざまな基準が存在します。 その中でも、実務で特に有用なのがISOのリーガルリスクマネジメント規格です。
従来の法務は、多くの場合、
問題の特定
法的リスクの分析
で止まってしまい、経営判断に直結しないことが課題でした。
一方、ISOリーガルリスクマネジメントは、
リスクの評価(重大性・発生可能性などの定量・定性評価)
リスク対策(低減・回避・移転・受容などの具体的方針)
までを明確なプロセスとして定義しています。
これにより、 「自社にとってそのリスクは許容できるのか」、 「どの程度の対策を講じればリスクを取れる状態になるのか」を、 客観的な基準に基づいて判断できるようになります。
ISOに基づくリーガルリスクマネジメントを導入すると、 新規事業に関するリスクを単に「ある・ない」で捉えるのではなく、 「どの程度なら取れるのか」「どの条件なら取るべきか」というレベルで検討できます。
その結果、
リスクが許容範囲内であれば、事業のゴーサインを出す
リスクが高い場合でも、対策を講じたうえで前に進めるかを検討する
といった、戦略的なリスクテイクが可能になります。
「新規事業を進めてよいのか」という、答えのない問いに対して、 明確な評価軸とプロセスが用意されていれば、経営者は迷い続ける必要はありません。
判断がクリアになることで、新規事業の推進だけでなく、 他の重要な経営課題にもより多くの時間とエネルギーを割けるようになります。
リーガルリスクマネジメントを「守りのコスト」ではなく、 「攻めの経営を支えるインフラ」として位置づけることが、 これからの時代の競争力につながります。
自社の新規事業に、どのようにリーガルリスクマネジメントを組み込むべきか。
一度ご相談ください。